とにかく一番やっておけばよかったと思ったのは「英会話」です。語弊を恐れず言いますが、本当に見事に日本人は英語ができない・・。
鮮明に記憶しているのですが、インド人がAWSのチューターに本気で自社の課題を解決しにセッションに訪れていました。(私も喋れませんが、なんとなく聞き取れるんですよね)
私は言葉の「要素の数」と「順番」が違うのが一番の壁だと感じたのですが、そのときのエピソードを書きます。
re:Inventは忙しい人のために、昼食はランチボックスで提供されている会場もあるのですが、私はランチボックスの半分を食べて、残りは持って帰ろうと取っておきました。そのとき近づいてきたウェイターが
You gonna take it?
と聞いてきたんですよね。文字にすると全然難しくはないのですが、文字の大小で表現したようにYou gonnaとitはほとんど聞き取れなかったです。takeだけは聞き取れるのですが、takeの前後に雑音が入ったせいでフリーズしてしまいました。これこそが日本人が英語を苦手とする代表的な場面なんだろうな、と思いました。
日本語にすると「お持ち帰りになりますか?」と尋ねると思います。つまり、日本語の会話は聞きたい内容だけでいいんですよね。「あなたはそれをお持ち帰りになりますか?」とは言わないはずです。しかし、英語は上記のようなほんのちょっとした会話でも主語,述語,目的語を入れてちゃんとした文にします。もちろん「take?」だけでも通じますけど、生の日常英会話の場面において上記のように話したのですから、それが当たり前なのでしょう。
↓カッテージチーズ?のサラダとサンドイッチ↓

ただ面白いもので、You gonnaだったんだなと分かってくると、耳がチューニングされて聞き取れるようになってくるんですよね。これは本当に面白い体験でした。
後日、お土産を買ったとき店員から
You gonna take a receipt?
と聞かれたんですが、このときのYou gonnaは間違いなく聞き取れました。
本当に、言語は聞いて話してを繰り返すしかないと思います。
せっかくのre:Inventを楽しむために少しでも英語を(特に発話を)やっておくのをオススメします!